So-net無料ブログ作成
検索選択
前の20件 | -

勝手に解説! Magic Story「解放」 [MtG(ストーリー関係)]

「解放」
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0017708/

アジャニ登場、だけでなく多くの懐かしい名前や場所がてんこ盛りのこの回。過去の設定や小説の展開を知っているとより深く理解できますので、大まかに解説しましょう。


自分は他の皆のように庭には行けない。他の皆が太陽の下に散って笑う間にも、自分は縁側に座って、冷たい泉の霧に重たい足をぶら下げて見つめているしかないのだから。

空民は飛行持ち、そして朧宮は雲の上の宮殿。つまりこの「庭」には地面がない?

タミヨウ一家の名前

ゲンク/Genku、ヒロク/Hiroku、ルミヨウ/Rumiyo、ウメヨウ/Umeyo。空民の男性名は「-ク/-ku」、女性名は「-ヨウ/-yo」で終わります。カードではメロク/Meloku、エラヨウ/Erayoなど。今は神河ブロックから数千年が経っているようなのですがこの法則は当時から変わっていない模様。一方で神河の緑の種族、大蛇人にもせし郎/Seshiro、そう介/Sosuke、さ千/Sachiなど「サ行で始まる」という命名法則があったのですが(蛇の「シューシュー音」をイメージしたのだそうです)、《大蛇の大魔導師、かせ斗/Kaseto, Orochi Archmage(C15)》を見るに今では廃れたのかもしれません。

ナーセットは何よりも、ドラゴンの話が好きだった。

サルカンの影響だったりする?

「二年前? それはありえません、アジャニさん。テゼレットは死亡した筈です……三年前でしょうか? 仲間に裏切られて。那至の村の生き残りが彼を殺害しました。そしてあるドラゴンがその屍を引き取りました」

ジェイス主人公小説「Agents of Artifice」のエピソードです。時系列はアラーラブロック付近。テゼレットが支配する次元間犯罪組織「無限連合」に加わったジェイス、ですがやがて幾つもの酷い扱いを受けたことで離反し、最終的には対決するに至り、その最中に神河へ辿り着きます。かつてテゼレットからの任務で訪れ、壊滅させてしまった鼠の村。そこでジェイスはテゼレットのエーテリウムの腕を切り落とし、精神を刻み、彼を仇と知る鼠達へと放置して去りました。那至の記憶にある炎はジェイスの同僚の紅蓮術師プレインズウォーカー、Baltriceによるもの。そしてテゼレットはボーラスによって回収されて回復させられ、ファイレクシアが侵食を始めていたミラディンへと送り込まれます。

彼は部屋に滑り込み、巨人の斧へ向かった。奇妙なことに、一つの刃は黒くもう一つは白かった。何か意味があるのだろうかと彼は思った。

アジャニの武器は双頭の斧です。白い方の刃は自分のもの、黒い方は死んだ兄である《黄金のたてがみのジャザル/Jazal Goldmane(C14)》のもの。白色変異のレオニンとして生まれ、部族で除け者にされていたアジャニを一人だけ気にかけてくれたのが兄でした。

「あいつ、変な腕してた。別の人間がそれを切った。その人間が喋った時、よくわからないけど、頭が痛くなった」

あいつ=テゼレット、別の人間=ジェイス。「頭が痛くなった」のは精神魔法によるものでしょう。

「何かが起こった。彼女の内の何かが壊れてしまった。それを話してくれた事はなかったが、踵を引く何かが。以来彼女はまるで風の中へ歩いていくように、肩を落として、決して完全に前を向くことはなかった」

テーロスブロック小説「Journey Into Nyx, Godsend Part 2」での出来事。ゼナゴスが神の座へと昇る儀式に利用された過程でエルズペスは恋人のダクソスを自らの手で殺してしまったのでした。この件は彼女は本当に誰にも話しておらず、せいぜい《セテッサの英雄、アンソーザ/Anthousa, Setessan Hero(THS)》が察しているかもしれないというくらい。そしてエルズペスはニクスにてゼナゴスを倒した後にエレボスに願ったのでした、自分の命と引き換えにダクソスを蘇らせてくれと。そしてその願いが叶えられた結果が《蘇りしダクソス/Daxos the Returned(C15)》だという誰一人報われない物語よ……。

遥か昔、遠く置いてきた人生でテノクにそうしたような。

アラーラブロック小説「Alara Unbroken」序盤、アジャニ覚醒前のエピソード。マリーシ/Marisiの祝祭に向けてアジャニは自らの力だけでガルガンチュアンを狩るのですが、テノク/Tenochという同族にその手柄を奪われてしまいます。そのテノクと対峙した際にアジャニは不意に彼の魂の真髄、生き方そのものを見たのでした。今回の記事と描写もよく似ています。

「うわ、でっかい猫!」

レオニン、猫人の住む世界はそれほど多くありません。わかっている限りでドミナリア、ミラディン/新ファイレクシア、アラーラのナヤ、テーロス、タルキール(猫デーモンですが)。他にもあるかもしれませんが、チャンドラがレオニンを見たことがなくても不思議はない、のかも。

《象牙の仮面/Ivory Mask(MMQ)》フレイバーテキストが大好きという話 [MtG(ストーリー関係)]

 これは九印さんの「《魔力のとげ/Manabarbs》のフレイバーテキストが素晴らしいという話」(http://blog.goo.ne.jp/kuin_erari/e/7f9c152ced620ca4619fee05743fdfc9)にインスピレーションを受けてというか対抗して書きたくなった只の萌え語りです。


《象牙の仮面/Ivory Mask(MMQ)》
エンチャント, 2WW (4)
あなたは呪文や能力の対象にならない。

フレイバーテキスト
「私は自分でこの役割を選んだわけじゃないんだ、オアリム」とチョー=マノは辛抱強く答えた。「きっとジェラードも同じだと思うよ」


キャラクターの個性がわかるフレイバーテキスト」って良いですよね。有名なところでは「どうせお粗末な呪文だったんだろうさ」「それだけ?」の《熟達の魔術師アーテイ/Ertai, Wizard Adept(EXO)》なんて、この言い回しでカウンターしてくるあたりがいかにも自信家で皮肉屋で高慢チキ(我ながら列挙しつつひどいなこれ)な青二才って感じでムカつきますがそこがいいじゃないですか。で、このカードも私の大好きなキャラクターの一人がその人柄がよくわかる台詞をつぶやいているなあ、という本当ただそれだけの話なんですけどね。

 ラースへ誘拐されたシッセイ艦長を救出し、行先さえわからないポータル(門)から命からがら脱出したウェザーライト一行が辿り着いた見知らぬ次元での奮闘。それがメルカディアン・マスクスの物語です。そこで彼らは多くの現地人と出会うのですがその中でも最重要人物の一人が《革命家チョー=マノ/Cho-Manno, Revolutionary(MMQ)》。ラッシュウッドの森に住むチョー=アリム人の長であり、メルカディア市の圧制に対抗する反乱軍(=Rebel)のリーダーです。小説で描かれるその人柄は率直で生真面目、辛抱強く温厚。多くの信頼を寄せられる指導者です。わかりやすく例えるならギデオンから脳筋分を減らしたような。とはいえこの人も自分の能力(ダメージ全軽減)を盾に市街戦を突っ走っていくシーンが小説にあるので何なのこれ白の個性なの。で私はマスクスの小説を読んですっかりこの人が大好きになってしまったのです。第10版で再録されると判明した時には日本一喜んだ自信があります。

 話がそれた。「私は自分でこの役割を選んだわけじゃない」と言っているように、とはいえあまり深くは語られてはいないのですがチョー=マノは一族の人々によって指導者の座に選ばれ、それを受け入れ、容赦ないメルカディア市の侵略(その大元を辿ればラースの勢力へ行きつく)との戦いを率いています。一方のジェラードの役割とは。彼はウルザの「血統計画」によって生み出された「レガシー」のパーツであり、ファイレクシアのドミナリア侵攻に対する切り札。いつの日か必ずやって来るファイレクシアの侵攻の際にはドミナリアを守る勇者として、英雄として戦い、全てを賭しても世界を守ること。悪に立ち向かうべく人々を率いる、そこは同じながらスケールも絶望感も圧倒的にジェラードの方が上じゃないですか。そしてジェラードはマスクスの時点では未だ自身の役割、運命を全て知っている、全て受け入れているわけではなくて。シッセイ艦長を救い出すべくウェザーライト号に戻ったけれど、仲間とのわだかまりもまだ全て解消したわけでもありませんでした。それどころか現在進行形で仲間を失い続けていた(ミリー、クロウヴァクス、アーテイ)状態。このフレイバーテキストはチョー=マノとオアリムの会話なので、きっとオアリムがジェラードのそんな立場やこれまでの旅を(全てではないにせよ)語って、それに対する彼の返答なのでしょう。自分で選んだ道じゃない、けれど選べた道でもない。時に不貞腐れる(ジェラードはしばしばそうでした)かもしれないけれど、リーダーとして不甲斐ない所も見せるかもしれないけれど、そんな何か穏やかな共感……みたいなものがあるフレイバーテキストだと思っています。



おまけ
ある時思ったんですよ。「象牙の仮面があるって事はメルカディアには象がいるって事だよな……象、いたっけ?」

いた。

207.jpg

【宣伝】マナバーン2015EXTRAです【いつもの】 [MtG(色々)]

マジック:ザ・ギャザリング超攻略! マナバーン2015EXTRA
明日5月22日発売です!

http://hobbyjapan.co.jp/books/book/b198943.html

モダンマスターズ2015の目玉の一つはエムラクール。ってことで毎度おなじみ背景ストーリー解説として「ゼンディカーの歴史」を書かせて頂きました。ゼンディカーブロックの物語に、タルキールやウギン、ナヒリ関係で新たに最近出て来た情報もぎっちり12ページに詰め込んであります。

更に表紙にもでかでかと載っている新企画「詰めマジックからの脱出」にも「ライターチーム」として参加させて頂きました。ライターチームっていうかメガネチームだろうか。「マジックに関する様々な謎を解き、ニコル・ボーラスを倒す」という筋書なのですが、こちらは写真やら発言やらイラスト(……)やら込みで載っております。参加していてとても楽しい企画でしたので、是非読んで下さい! 問題も載っていますので実際に解くこともできますよ!!

月イチ連載は進む [MtG(ストーリー関係)]

あなたの隣のプレインズウォーカー
第31回 Youは何しにデュエルデッキ?
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/117

デュエルデッキはプレインズウォーカーの背景設定的にわりと重要。新絵や新フレイバーテキストだけでなく、収録カードにも意味があったりなかったり良いネタなのです。タルキールブロックのPWデュエルデッキは本当どんな組み合わせになるんでしょう。誰一人敵対していないんだけど。

第32回 さるかんリフォージング
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/739
じっくり進めるタルキール話。アンチャーだけでなく色々な所から情報拾って書いてます。龍が絶滅するという世界の運命を変えて、ナーセットの死の運命を変えて、龍が生きている素晴らしい世界を彼女に見せる。サルカンのその願いはもう叶っているんだよ、ナーセットもその世界が素晴らしいものだと理解しているよ、というのを一番言いたかった。

第33回 テンペスト物語もリマスター
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/808
……ついに足を踏み入れてしまいました禁断のウェザーライト・サーガ。何が禁断かって、手をつけたら最後、アポカリプスまで網羅しないといけなくなるのが。とはいえ以前から書きたかったのは事実だしこれまでの記事でもしょっちゅう話には出てきていたので、一応テンペストリマスターを口実にウェザーライトとテンペストの所だけ書きました。続きが出るかどうかは反響次第。昔からの人には好評のようですが最近背景世界を追い始めた人的にはどうなのだろう?

また書いた [MtG(色々)]

お題「日常」


タルキール恋紀伝 龍翼連理のだーりん

 どうやら歴史を変えすぎてしまったらしい。

「貴方をお待ちしていました、サル-カン」
 敬意さえ込めてヤソヴァが頭を下げた。おかしい。過去でウギンを助けて新たな現代へと戻ってきたのではなかったか。そして彼女の両脇と背後には知らない顔と見覚えのある顔の両方が並んでいる。
「アリーシャだ。お前がサル-カンか。ヤソヴァから話は聞いている。そんな大層な戦名を名乗るからにはその通りの者なのだろうな」
 マルドゥの戦装束に身を包んだ小僧…小娘…? はサルカンの頭から爪先までをじろじろと値踏みすると、好戦的な笑みを向けた。龍の性別は見てわかるサルカンだか、目の前のアリーシャをどう判別したらよいかわからなかった。少し困った。
「ほう、おのれは人ながら鱗を持つというのか。珍しいものは好きぞ。シディシと呼ぶことを許そう」
 待て。自分のいた時代のカン五人の名前くらい知っている。それがなんで蛇の尾の先を俺の身体に這わせようとするんだ。ナーガの魅惑には抗い難い、と《ナーガの意志/Will of the Naga(FRF)》のフレイバーテキストにも書かれている。サルカンは薄笑いを浮かべて視線をそらした。
「私の所には元マルドゥの方も結構いるんですよ」
「げえっ! 包囲サイ!!」
 間違えた。だって白黒緑ってタップされると大抵そっちじゃん。
「ありがとう、おかえりなさい。サルカン、これが貴方が変えてくれた世界」
 アナフェンザを優雅に押し退け、ナーセットが進み出ると柔らかく微笑んだ。それはサルカンが願ってやまなかったものだった。例えようのない達成感と喜びがひしひしと沸き上がる……だが何だこの不穏な空気は。ナーセットの背後の女子四人?の危険な視線は。
 そこを、影が太陽を隠した。三体の龍が降りてくる……龍王達が。あ、全員雌だ。サルカンは色々なものを理解した。

 それはあれほど願った、騒々しくて、逃げ出したくて、けれどいつまでも続いて欲しいような……カンと龍と俺の、再編したくてもできない日常の始まりだった。
(終)

どうしてこうなった。
「世界線を移動しすぎた日常ものギャルゲースピンオフのプロローグ」ってことでひとつ。

サルカン大団円 [MtG(記事翻訳・公式)]

揺るぎなき、そして気高き者
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0014856/

ああもう、サルカン良かったねえという言葉しか出てこない。ついに会えたサルカンとウギン、そしてサルカンとナーセット。まさしく「タイムトラベルもののトゥルーエンド」だと思いました。歴史を変えた、そして死の運命を変えたいと願った彼女は生きている。誰も自分のことを知らない世界。彼女もそうなのだけど、面識はないけれど、でも彼女だけは知ってくれていた。それだけでなく、サルカンがナーセットのために成した世界、その真価を彼女は理解してくれている。ああ本当、良かったねサルカン。報われたよね。今回の歴史ではサルカンの方が先輩で、ナーセットの知らないことを沢山知っている。そんな大人の余裕的なものが漂ってますよね。また出会えて、二人の歴史はこれから始まる。

時のらせんブロック、未来予知の結末~エピローグを思い出させる、清々しい未来が待っているような物語でした。きっと、素晴らしい人生になる。素晴らしい世界がある。

ワンライ [MtG(色々)]

ツイッターで「#MtG真剣文字書き60分一本勝負」なる面白そうなタグが流れてきたので参加してきましたのを再録。要するに制限時間ありの二次創作ですね。


第一回お題「サルカンand/orナーセット」

「これが、サル-カン」
 ナーセットは手の中に収めた小さな象牙の欠片を凝視した。僅かな明りに目をこらし、同時に指先でも読むようにその表面の凹凸をなぞる。そこに刻まれた絵文字、そして添えられた魔法文字は単純だが意味するものは明白だった。
嵐の下に立つ、龍の翼を持つ人間。
「人にして、龍にして、カン……」
「随分大層だな。俺を一体どう覚えていたんだ、ヤソヴァ・カン」
 半ば苦笑とともにサルカンは言った。「最も偉大なカンである龍人のサルカン」なる伝説が語り継がれている、という現実。
 ナーセットは手を伸ばすとサルカンの左肩、人の皮膚が龍の鱗へと変化している部分に触れた。彼女にとって馴染みのあるオジュタイ種の、鳥の羽毛に似たそれとは全く異なる、固く、そして鈍く輝く鱗。くすぐられるような感触に、サルカンは含み笑いをもらした。ナーセットは顔を上げ、改めてこの不思議な男をじっと見つめた。彼のその瞳孔は人のそれよりも龍に似て縦に長く、黄金色に輝いていた。
 サルカンも彼女へと手を伸ばし、頬に僅かにかかる髪をその逞しい指で撫でた。ナーセットは彼の手を払おうとはせず、動じる様子もなかった。彼女の瞳は、いつもと同じ意思を力強く語っていた。
「知りたい。もっと」
(終)

「偽アンチャー」的にわざと訳文っぽい雰囲気で。折角なので以前から妄想していた「ヤソヴァが遺した記録を見に行ったサルカン&ナーセット」を文章にした。


第二回お題「ゼンディカー」

 ナーセットは初めて訪れる次元の大気を注意深く吸い込み、そこか厳しい地であると知った。ひどく乾燥して冷たいそれには、彼らの到着で巻き上げられた砂塵が満ちていた。たまらずに咳き込む彼女を、サルカンは横目で見た。

「目」は無かった。

 場所は間違いなかった。かつての主、あの暴君によって記憶へと刻み込まれ、その主の命令を遂行すべく訪れたことがあった。寸分違わぬ筈だった。
 ゼンディカーにおいて、短期間に地形が変化するのは珍しいことではない。乱動、この次元に住むものにとっては危険だがありふれた自然現象。だが今彼の目の前にあるものは、およそ乱動の仕業とはかけ離れていた。いくらこの過酷なアクーム大陸であろうと。一面の瓦礫だった。岩屑のほとんどは拳ほどの大きさもなく、山ひとつが底からひっくり返され、何か執念をもって岩片までに砕かれたたようにも思えた。そしてその塵は不自然なまでに細かく、綺麗すぎた。
「エルドラージだ。ここから目覚めた」
 ……ウギンのように、と付け足そうとしたがサルカンはそれを飲み込んだ。かの龍は目覚め、世界を生かしている。同列で語るのは冒涜に等しいと思ったために。
 二人がいる足元の遥か地下。ウギンがその力を駆使して作り上げた巨大な封印のネットワーク、その要があった。常軌を逸した怪物を閉じ込めるために。だがそれは壊され、解き放たれたもの達によって多元宇宙全てが脅かされている。彼らのタルキールも例外ではない。
 そこに存在するだけで世界のマナを、生命を奪うというエルドラージがもたらす破壊の跡は、ナーセットの想像を越えていた……逸脱していた。破壊的なコラガンの稲妻やアタルカの炎はまだ理解しやすいものだったと彼女は知った。何もない。何も残らない。
 彼女は足元の小さな瓦礫を1つ、拾い上げた。それは自然の岩ではなく、表面には細く複雑な溝がわずかに残っていた。面晶体。
「やっぱり、龍詞に似てる」
 興味と好奇心が彼女の瞳にひらめいた。
「俺を責めないのか」
 サルカンはぽつりと言った。自分はこの大破壊に加担した一人なのだ。ナーセットは面晶体の欠片から顔を上げ、しばし言葉を探した。そしてかぶりを振った。
「その出来事があったから、サルカンはタルキールに帰ってきて、私……ナーセットに会って、過去に戻って歴史を変えたんでしょ? それで、私がいる。サルカンを責めたら、じゃあ、私はなんで生きているのって事になるから」
 彼女はまっすぐにサルカンを見つめ、そう答えた、その言葉は水のように彼へと浸透していった。
「……俺は今、歴史を変えて良かったと思ったよ。ありがとう」
(終)

こっちは「ウギンの目跡地を見に行ったサルカン&ナーセット」という設定で書いた。ZEN小説によると「目」はエルドラージ三神が解放された時に山ごといかれました。
二次創作というのも普段と違う脳みそ使う感じて楽しいね。

年に一回くらい替え歌を思いつく [MtG(ストーリー関係)]

アポロ(タルキール)

僕らの生まれてくるずっとずっと前にはもう
黄金牙さんは首飾りになったっていうのに

皆がチェック入れてる君のカンフーポーズはジェスカイ仕様
それって僕のより色が多いって本当かい? ただ壊れてる
空を飛ぶ巨大な精霊龍にはサル-カンが意味ありげな微笑
黒い黒い艶髪でさあ

僕らの生まれてくるずっとずっと前にはもう
黄金牙さんは首飾りになったっていうのに
僕らはこの世界がカンのものだった頃から
変わらないバナナの形探してる

楔三色の名前なんてさ覚えてなくてもねいいけれど
せめて自分の信じてたアーキタイプくらいはどうにか覚えていて

メタを巡る情報に振り回されるのは
キープ基準が曖昧なんでしょう マナ計算バグっちゃってさあ

僕らの生まれてくるもっともっと前にはもう
命運の核心は選択されていたんだろう?
本気で時を越えようって考えたんだろうね
なんだか龍の理想みたいだね

このままのスピードでマジックが続いたら
基本セット2100は何処まで行くんだろう?(※基本セットは無くなります)
離れ離れになった悲しいカードたちの
ラヴ・シナジー・フロムEDHなんて素敵ね

僕らの生まれてくるずっとずっと前にはもう
黄金牙さんは首飾りになったっていうのに
僕らはこのタルキールがカンのものだった頃から
変わらないバナナの形探してる

タルキールストーリーを追おう [MtG(ストーリー関係)]

ごぶさたー。
王道かつ熱いタルキールの物語。公式記事で「週刊連載」されている事もあって、ストーリーに興味を持ってくれる人がとても増えているのをリアルでもネットでも日々ひしひしと感じます。嬉しいなあ。
でも記事はとても多い。そこで、「タルキールのメインストーリーを追うにはどの順番でどれを読めばいいか」を紹介しようと思いました。絞ってはいますがそれでも多いので、時間と興味のある時に是非。

背景記事「Uncharted Realms」一覧はこちら
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/index.html



プレインズウォーカー達の現状
http://mtg-jp.com/reading/translated/0010782/
長い記事だけど、タルキールの主人公及び重要キャラ、「サルカン・ヴォル」と「ソリン・マルコフ」の項目をチェック。タルキールブロックに至るまでの彼らの軌跡が簡単ですがわかります。

サルカンの狂気
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0011153/
サルカン、故郷に帰る。彼を呼ぶのはあの精霊龍の声。人が忘れようとも、世界はその名を覚えている。そう、ウギンの名はタルキールへの、そしてゼンディカーへの標。

プレインズウォーカーのための『タルキール覇王譚』案内 その2
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0011190/
これも長い記事ですが、最後の「プレインズウォーカー」の項目をチェック。上の「現状」よりも踏み込んだ、サルカンとソリンの目的が書かれています。

ソリンの黙示
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0011217/
ソリン、旧友ウギンを探してタルキールへ。けれどティムールの山岳地帯に残酷な現実が彼と世界を待っていました。吸血鬼として長い年月を生きてきたソリンの内面が耽美に、ふんだんに語られるのはこれが初めて。そしてウギンの死を知った彼の深い絶望。切なく悲壮で、だからこそ心に残る話。

悟りし者
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0011433/
覇王譚の各氏族のカンは皆「担当回」があってそれぞれの個性が語られていますが、これはナーセット回。未来を憂い過去から学び取る姿勢。密かに見せる茶目っ気。比類なき武術の技。そんな、カードを見ただけではわからないふんわりお姉さんでした。さすがジェスカイ狡猾。

勝利
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0011527/
ズルゴ回。「サルカンの狂気」で語られたようにサルカンと因縁のあるキャラ。そしてこの記事でズルゴの「ネタキャラ」化が決定づけられたような気がしました。妄執の果てに氏族から見捨てられ、カンの座を失ってしまう。悲惨なのだけど……

「きずな」への旅
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0011770/
「タルキール覇王譚最終回」とも言える回。ナーセットさん、ヒロインポジでした。何か世界の意志に導かれ、サルカンと出会い、彼の話に耳を傾け、精霊龍の墓へと導きます。彼女と触れ合ったことでサルカンもその病んだ心に幾らかの安静を得るのですが、目的地を前にして現れたのは、彼を仇敵として狙うズルゴ、そしてナーセットは……

「古の、新たなタルキール」
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0011830/
「運命再編 第一回」。ウギンの声に導かれて訪れた、過去のタルキール。龍が生きていた頃のタルキール。この素晴らしい世界、強く生きる人々を目にしたサルカンが決意したのは、世界に龍を取り戻すこと。何のために? ナーセットに、この世界を見せるために。記事最後でサルカンが固める決意が、ひたすらにまっすぐで熱くて心揺さぶられます。個人的にもここの訳は超!渾身でした。

「書かれざるもの」
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0011991/
サルカンとヤソヴァとの出会い。そしてサルカン/Sarkhanとカン/Khan。何か関係があるの? と薄々思っていた人は結構いると思うのだけど、その意味が明らかになります。そして、ヤソヴァへと「龍のいない未来」を囁いたあのドラゴン。ウギンを救うために、サルカンは飛び立ちます。

「再編の連環」
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0012022/
《命運の核心/Crux of Fate(FRF)》へ。それは歴史の分岐点。例えその力及ばずとも、ウギンを助けるために。そしてここでも、サルカンがゼンディカーから持ってきた面晶体の欠片が鍵でした。瀕死のウギンを救い、その心に清明を得て、そしてサルカンは――

「黄金牙の破滅」
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0014291/
運命再編カン達にも「担当回」はありまして、これはタシグル回。冒頭バナナでいきなりやられた人は多いと思うけれど私もやられた。けれどバナナ言っているうちは平和。最後、彼はシルムガルに屈して翡翠の玉座を差し出すのだけど、これもまた運命再編→龍紀伝へと歴史が動くことへの象徴だった。

「終わりなくして始まりなし」
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0014335/
ダガタール回。こちらはもっと直接的に、アブザンという氏族が変わる、まさにその瞬間が描かれます。アブザンは先祖との繋がりを捨て、龍王ドロモカへと従う。アブザンを構成する白緑黒のうち、楔の頂点である対抗色の黒を捨て、龍王と同じ色になる。この記事から「龍紀伝は友好二色になるのだろうか」とかなりの話題になりました。

「カンの落日」
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0014429/
「運命再編最終回」。歴史は激動します。ある者は龍へと命を差し出し、ある者は鎖に繋がれ……それぞれが何かを捨てながら、龍へと従う道を選びます。もう一つ大切なのは、ここでサルカンの名が記録され、歴史に残りました。人にして龍にしてカン。そんな衝撃と寂寥の物語なのだけど、シルムガルに首輪をつけられてペットにされたタシグルがまた話題になったねー。

「龍たちのタルキール」
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0014451/
「龍紀伝第一回」。あっさり帰ってきたぞサルカンこの野郎おかえり! 龍のいる世界を目にした超ハイテンションに苦笑するほど。細くなったズルゴに笑えばいいのか複雑、そして歴史を変えたことによって、どうやらこの時間軸にサルカンは生まれてこなかったらしいと。更に、救えると思った彼女は、想い人の姿はなく……感情の色、赤らしいサルカンの迸る感情がむしろ心地良い、本当に熱い回。

「大師の学徒」
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0014484/
なんとなーく、覇王譚の頃から予想していた人も多かった。プレインズウォーカー・ナーセット! 実は理知的で優しい師だったオジュタイに見出され、知識と世界の真実を追求した果てに、隠された歴史を知り、そして彼女の「灯」は点った。ナーセットは、龍がいるからこそ世界は美しく、人は強いと知っている。サルカン、貴方の願いは実は叶っているんだよ。あとは再会するだけだ……再会してよ?



今のところ以上です。再編以降ほとんど全部の回じゃねーか! まだ終わりの見えない「週刊連載タルキール」。ここに挙げていない話もどれも面白いので、興味を持って読んで頂けましたら幸いです。

龍物語 [MtG(ストーリー関係)]

あなたの隣のプレインズウォーカー 第29回 さるかんミニオン
http://www.happymtg.com/column/wakatsuki/24136/

あなたの隣のプレインズウォーカー 第30回 さるかんトラベラー
http://www.happymtg.com/column/wakatsuki/24466/


先月分についてここで書いていなかった。というかblog自体サボってた。
勢力5つだと楽ですね! ラヴニカの10個10人は毎回大変だった。今が熱い主人公サルカンを追っています。リアルタイム進行に合わせて書く……うん、テーロスの時は色々書き逃してしまったので今度はゆっくりと、あれもこれも書いてます。キバヤシはただの出落ちです。

SARKHANS;GATE [MtG(記事翻訳・公式)]

見たのだと思った――いや、ありえない。サルカンは目を細くし、顔を手で覆った。ああ、だが、あれは! あれは!  一対の翼!


古の、新たなタルキール
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0011830/
元記事
http://magic.wizards.com/en/articles/archive/uncharted-realms/new-tarkir-old-2014-12-31


あけましておめでとうございます!
新年最初のアンチャー(本国では12月31日だけど)。ツイッターでは早く語りたくて、公開の午前1時まで粘って起きていました。過去へと飛んだサルカンから「運命再編」の物語が始まります。

ウギンの囁きが消えた静寂。
龍が生まれる荒々しい嵐。
サルカンの驚きと歓喜。
強大な龍に対峙する人間。
そして龍の生きる世界を彼女に見せてやりたいという決心。

緩急に富んで、そしてサルカンが実に生き生きとしていて。訳してる最中からあまりに熱い展開に興奮していました。 クライマックスはここ!!

そして、見るだろう。見せてやる。サルカンはその瞬間決心した。どんな事でもしてやろう、力の限りに、物事を正すために。彼女の時が訪れたなら、ナーセットが再びタルキールに生きる時が訪れたなら、彼女を、龍たちが待っているように。


原文の段階で痺れた……サルカンにとってナーセットはずいぶんと大きな存在になっていたんですねえ。トゥルーエンドを迎えて欲しいものです。

冬コミ新刊委託始まってます [MtG(ストーリー関係)]

いつものように晴れる屋で委託販売始まってます。

インベイジョン物語読本[MTG書籍]
http://www.hareruyamtg.com/product/116883

表紙はインベイジョンっぽく黄色です。
値段は会場と同じ300円! 良心的!!

よろしゅうにー。

2014年を振り返る [MtG(色々)]

去年もやったけど、訳した&書いた記事で2014年を振り返ってみよう。

1月
日記読み返してみるものの2回しか更新してなくて何があったのかさっぱり記憶にねえ! ツイッターのログ辿ったら二色小神の情報追ってた。イロアスとモーギスは双子なのにミノタウルスとケンタウルスなの?と。よく見るとイロアスの下半身は馬じゃなくて牛だった。

自己の本質
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0006817/
ギリシャといえば哲学問答ですよねー。デスヨネー。これに限らず哲学的な話が多かったテーロスブロック。エファラ様は優しい神様。出番は少ないけど。超少ないけど……

番外編 とあるリセット呪文の物語
http://www.happymtg.com/column/wakatsuki/18649/
すべてのカードには物語が込められています。歴代マジックのカードでもその「込められた物語」の長さと濃さではトップクラスだと思う一枚が《抹消/Obliterate(INV)》。「ネタがあったから&書きたくなったから書いた」という、一方的に編集さんに「こんなんどうですか!」と送りつけた記事だったのだけど予想以上に反響が大きくて嬉しかった。こういう「番外編」はまた書きたいと思ってますが、抹消の物語が既に至高でなあ……


2月
関東でも大雪だった。マジック的には私の周辺は平和だったらしい。

エモンベリーの赤色
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0008482/
掲載日がバレンタインデーなのは偶然だって言ってるだろ! 元記事は2月5日って書いてあるだろ!!

キオーラの追随者
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0008496/
Kelly Diggesサンの記事はいつも読みやすくて訳しやすくてイイネ! キオーラちゃんが物語に初登場。何度も書いたけどキオーラちゃんはまさしく波間を跳ねる魚のように軽やかで明るくて、この記事の描写も本当に生き生きとしていて訳すキーボードもとても軽かった。でもこの時点では「メインストーリーには関わらないんだろうなあ」となんとなく思っていましたごめんなさい。

第19回 Love-nica 回帰のギルドへ愛をこめて
http://www.happymtg.com/column/wakatsuki/19415/
そろそろRTRまとめに入った。いつも思うけどラヴニカを扱うと何もかも十個単位で本当に多い! やはり旧作で目立っていたギルドは今回控えめという傾向が見られました。両方とも扱いがイマイチだったシミックは次があれば頑張れ。GTCギデオンの能力はこれゼンディカー回帰への伏線だろ! と思ったんだけど今(2014年12月)となってはウギンさん本人まで出てきてしまってギデオンの出番は果たしてあるのか。


3月
まだRTRブロックの話ばかりしていた。丁度デュエルデッキも来たし。

エファラの神託者
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0008661/
こ、公式で朝チュンー! 対象年齢ー!!
と驚くけれどじんわりと沁み入る悲恋物語。でも神へと縛られた二人が恋に落ち、自由に生きることを望むも、想いを遂げたら死んでしまう……ってこれGodsendの展開の暗示だったんだろうかと後になって思う。

ゴルゴンとギルドパクト
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0008646/
ヒャッハー後日談だー! 小説ではジェイスと会うどころか登場していなかったヴラスカさんだけどデュエルデッキを「後日談」に据えてくるとは新機軸。ギルドパクトとしてしっかり仕事してるジェイスにお前立派になったなぁと感慨深くなったりラヴィニアと随分仲良くなったなぁと驚いたり。副官はぴったりの役割だと思うけどそれでも以心伝心とはやるなあ。まあ青と白青だから仲良くなるのはわかる(同色・友好色同士は仲良し説を提唱)。ラストはM15への伏線でした。

第20回 Love-nica ギルドパクトの王子様
http://www.happymtg.com/column/wakatsuki/19845/
「記事サブタイトルにはその回の主役キャラの名前を入れる」ようにしているんだけど忘れていた回。素直に物語なぞったよ。私個人はアゾールさんは旧世代PWだと思っている。「ラヴニカの外から来た」以上に、「ギルドパクトという一万年に渡って世界を拘束する魔法を用いた」っていう実力から。将来の統率者シリーズで出たりしませんかね。


4月
Godsendパート1が出たので読む。そろそろようやく話題がラヴニカからテーロスへシフト。ニクスへの旅プレビューで《神討ち/Deicide(JOU)》&《神送り/Godsend(JOU)》も出て大盛り上がり。ちょうど小説でその武器の来歴が語られた所だったのでグッドタイミングだった。一応第一エキスパンションから出ているゼナゴスは決して「出落ち」ではないんだけど神討ちのインパクトが大きすぎたせいでグリセル・メーレクと並び称されてしまう羽目に。だがこの頃はまだ平和だったと後になってわかるのである。

英雄の導師、アジャニ
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0008804/
………平和だった。幸せだった。今回のアジャニは物語も能力もエルズペス意識しまくってるじゃん! ぞっこんじゃないか! 嬉々としてそんな考察していたね……いやこんなの出たらアジャニとペスに期待するじゃん……。ブリマーズさんも良キャラでした。ラクシャ様や古くはウィンドグレイス卿、猫王にはずれなし。

第20.5回 Love-nica 俺が、俺達が、迷路走者だ!
http://www.happymtg.com/column/wakatsuki/20083/
ジェイスについては「そろそろ衣装替えればいいのに」と3年くらい言い続けているんだけど、ここに至って「ああこいつ衣装はともかく毎回髪型変えてるんだ」と気が付いた。走者10人も出番の量こそ差はあれど個性豊かで皆面白いんですよ。でもテイサ様結局どうやって走っていたんですか。


5月
Godsendパート2が出たので「よっしゃー早くアジャニとエルズペスが会う所とか読みてえなー!」って読む。ちょっと待ってアジャニじゃないんだけど!? パート1で「お前重要人物だったんかー」と驚かされて、それでもまだ空気(ごめん)だったダクソス君がエルズペスの全部を持っていってしまうとは誰が想像できたか。これもやはり色は合ってるんだよな。ていうか物語でのエルズペスへの協力者は綺麗にバントカラーに収まる(アジャニ・キオーラ・ダクソス・アンソーザ・タッサ・ナイレア・クルフィックス)のが面白い。アナックス&サイミーディだけちょっと赤入ってるけど。そして公式からも早々とネタバレは来るし、それの翻訳依頼も来るし、さながらローウィン→シャドウムーアのような世界の反転だったよ……

歯車仕掛けのように
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0010751/
一方でアンチャー本編は割と平和だった。華麗なるフィオーラ。ムッツィオ先生と弟子のイーリエ君のやり取りはとても好きです。こういう優しい先生キャラ好きだなあ、裏で怖いことやってるけど。そしてダレッティ。なーんか名前はぼんやりと覚えていたんだ。覚えていたんだがまさかプレインズウォーカーだったとは……統率者で来るとは……でもゴブリンでも自前でプレインズウォーカーになれるのね。

第21回 勇者エルズペスは休めない
http://www.happymtg.com/column/wakatsuki/20479/
《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun's Champion(THS)》がトーナメントシーンで大活躍している事もあってか反響やアクセスは(この時点で)過去最大でした。でも上がったのはパート2発売前だったんですよ。綺麗に構成できている回だと思うんですよ、後で読むと外しまくっていることを除けば。「決め打ち」して書くとこういう事になると学んだ……あと「不幸属性」で前座になってもらったミリーはごめん本当にごめん。


6月
テーロス完結の衝撃を引きずりつつ世の中はコンスピラシー→M15へ。常に新しい世界へ目を向け続けるのが我々プレインズウォーカーなのだなあと改めて思う。

クルフィックスの洞察
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0010770/
そんなふうに、地平線の向こう、ここではない世界へ目を向けるようなそんな話。
クルフィックス「我にとっても、そのドラゴンは不可解なほどに古い存在だ。彼は無限の力と永遠の生命を探し求めている。その計画は世界と世紀をまたぎ、慈悲などなく、その目の前に立ちはだかるものに容赦などしない」(残酷な根本原理FtV版)
サルカン「立ちはだかったのは俺じゃないのに!」
あの絵をやけに頻繁に使用されるサルカンさんは可哀想だといつも思う。

世界を目覚めさせる者、ニッサ
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0010802/
お待ちかねー、ゼンディカーの現状だゾ☆ エムラとコジレックは何処かへ行ってしまったらしい。自分の行いを悔いて、他種族と手をとり合って進むニッサちゃんの成長がとても眩しい。まるで主人公じゃないか! いやZEN小説では主人公だったけど。ゼンディカーへ回帰するのかな、そうしたら再登場するのかな、それがとても楽しみ。

第22回 勇者エルズペス、旅の果てに
http://www.happymtg.com/column/wakatsuki/20940/
It is done. 過去最長記事。第28回現在でも最長。……や、これ以来よく「若月さんが下ネタを書くとは」って言われるんですけど私は別にそんな固い人じゃないよ、表に出さないし書いては消してるだけでよく考えてるよ。表に出さないだけで。とはいえ色んな意味でもうここまでは書けない。
そしてこの回で「テーロス編」を完結させてしまったため書き残した事が割と沢山あった事に後から気付く。神様達の話とか都市やレジェンダリーな皆さんの話とか、それこそRTRの迷路走者回のように記事一本分くらいのネタあったのに書くタイミングを逸した。この反省を踏まえてタルキール、サルカンはゆっくりじっくり書くことにします。


7月
公式サイトリニューアル、そして翻訳記事が日英(他も)同時更新に。それに伴って私の週間スケジュールが変わるだけでなく、今まで「公開された公式記事を翻訳しながらその内容について喋る」というのをやっていたのが全てできなくなり、7月以降ネットでの口数が激減したり、立場や身の振り方について色々と考えたり。今も模索中なんだけどさ。

欺瞞のヴェール
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0010807/
兄さん! ジョス兄さんじゃないか! ウェブコミックで語られていたリリアナの色々な物事、ついに伏線回収に入った!? と思ったけどリリアナについてはこの記事だけだった。でもウェブコミック設定がきちんと今も生きていたことがわかって良かった。ヴェールを手放せない描写がなかなか怖い。

第23回 麗しのパリアノと女たらしの盗人
http://www.happymtg.com/column/wakatsuki/21481/
楽しきフィオーラ。シドリさんには本当に騙された(勝手に騙されただけ)。そしてダレッティにもやられた。コンスピラシー関係は実際にコンスピラシーしてくる公式やりおるよ。フィオーラは本当に良い世界なのでラージエキスパンションで扱ってくれないかなあ。都市ファンタジーやりたいけれどギルドからは離れて、って時にどうですかね。


8月
やべえ8月のアンチャーはお気に入りが多すぎる。

今から通るぞ!
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0011012/
なにゆえ彼女は熱いスープを抱えて混沌の戦場を駆け抜けるのか?M15のある意味最大の謎が今明らかに! ゴブリンの話はいつも面白い。訳もすごく楽しかった。途中、《ゴブリンのドカーン物取扱者/Goblin Kaboomist(M15)》の所は、「穴を掘ってから爆弾を仕掛け」なきゃいけない所を「爆弾を仕掛けてから穴を掘っている」からああなったんだろうなと。

サルカンの狂気
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0011153/
世界は覚えている、その人々が忘れてしまったものを。ある名前を。ウギン。いよいよウギンさんが登場する日が来るか? とエキサイティーンな記事。KTKサルカンはちょーつよい新カードとして発表されるもその数時間後のONSフェッチ再録発表で完全に話題を消し飛ばされてとてもかわいそうだとおもいました。

第24回 基本セット2015 Journey through the Multiverse
http://www.happymtg.com/column/wakatsuki/21722/
みあーげるーほーしぃー。M15で巡る多元宇宙名所旧跡ツアー。昔からダメラン好きなので、今回の再録は驚くとともにとても嬉しかった。まかせろー色々知ってるぞーとその嬉しい勢いで書いた記事。誰もディケイドネタに反応してくれなかった。


9月
かーなーりーギリギリまでマナバーン2015の作業していた記憶。そしてやって来るタルキール。今回は小説が出ず、アンチャーで物語をやってくれるとの事で、つまりは全部訳される(訳す)ってことだ! 上等だぁ!!

ソリンの黙示
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0011217/
ソリンさん再登場は素直に驚いた。確かにウギン関係者だな! ここまで内面が語られたのは初めてじゃないかな。なんとなく闇の心で耽美な雰囲気の描写、そしてラスト、ウギンの死を知った時の絶望たるや。吸血鬼である自分の方が、ウギンよりも「生きている」。《苦々しい天啓/Bitter Revelation(KTK)》はそんな無念さがひしひしと伝わってくるアートとフレイバーテキストが素晴らしいカードだ。

第25回 目覚めた世界の目覚めたニッサ
http://www.happymtg.com/column/wakatsuki/22145/
M15のトップレアだゾ☆(最近は《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster(M15)》に押されてる?)。まさかこの連載でデッキリストが載る日が来るとは。でもデッキリストがあると凄く「マジックの記事」って感じがするね!(今まで何を書いていたのか)「世界を目覚めさせる者」の意味とか、締めはお約束のナメクジ話とか。カードは十分に名誉回復できたと思うんだけどこれはずっと言われるんだろうなー。


10月
アンチャーが妙にジェスカイ推しな月。そして統率者2014、私の担当記事はぼんやりと気配が漂い始めていたあのキャラだった。元記事届いた時に奇声上げましたわ(実はよく上げている)。喋れねえんだよ……公開されるまで喋れねえんだよ……

悟りし者
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0011433/
野生のエイヴンを模写している一見ネタ集団ジェスカイの実力はマジだった。そしてトップのナーセットさんはまさかの萌えキャラだった。狡猾とはこのことか!

石術師
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0011452/
さ、「三人目」! エルドラージ封印の「三人目」来たァァァ!!
ナヒリとソリンの、ソリンとウギンの信頼感がしっかり伝わってくる。だからこそ、ウギンは死んでてナヒリは行方不明という現状に切なさが募る。それぞれのやり取りの、それぞれへの口調の訳はかなりこだわりました。特にソリン→ウギンの二人称は迷ったんだけど、親しみと少しの虚勢(ウギンの方がずっと格上だろうしね)を込めて「君」。最後の絵がスゲーよね……

第26回 目覚めたガラクの通り道
http://www.happymtg.com/column/wakatsuki/22424/
DotP2015、ナレーションをメモしながらきちんとプレイ、クリアして書きました。デッキはウィニーっぽい白黒。素直に面白かったですよ。様々な次元を巡ってガラクを追いかける私達がプレインズウォーカーだっ! 「熱帯の島」「バイユー」に笑う。そしてここでもゼンディカーへの伏線がちらほらとねえ。


11月
物語の話題に乗れない、物語について喋れない日々は続く。だんだんこういうものかと慣れてきた頃。

勝利
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0011527/
各氏族カンはそれぞれ主役回を貰ってるんだけどズルゴ回は氏族は同じだけあってサルカンに直接関わる話。「サルカンの狂気」以来遺恨がある様子だけど、まさかこんな展開になるとは。ネットでも随分と盛り上がっていたなあ。しかもこれで終わりではなかった。

第27回 君の名はウギン
http://www.happymtg.com/column/wakatsuki/23096/
何を書くか二転三転した第27回。タルキールはまだ「案内」程度の事しか書けないし、統率者テフェリーは逆に書くことが多すぎるし、「ウギンの予習とかどうですかねー」と編集さんに提案した所それが採用。とても歴史の長いキャラです。原稿提出してから《命運の核心》が来てうひゃあ核心も核心じゃあそれもサルカンがいるうううううう。この時点ではカード化されていないキャラの回だというのにかなりの反響を貰いました。ありがたや。


12月
熱い話が続く。そしてリアルタイムで進む物語。それを訳せる嬉しさと、だからこそ話題に加われない辛さが同時にあります。

絆と血
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0011542/
やっとこさ来たアナフェンザさん回。タルキールのオークはその……(日本における)一般的なオークのイメージと割とかけ離れてるよね。普通に頭回るし。アナフェンザの義弟ガヴァール君、素朴かつ誠実な雰囲気がいいなあ。カードでは《軍用ビヒモス/War Behemoth(KTK)》のフレイバーテキストに出ているのよ。

「きずな」への旅
http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0011770/
やっぱりかわいいナーセットさんはヒロイン枠だった!? まあほら思い出せ最終的にジェイスの一番傍におさまったのは誰だ。エルズペスの全部を持っていったのは誰だ、つまり白青はヒロインの色だったんだよ! な、なんだってーー!!! クライマックス感溢れる「タルキール覇王譚最終回」。ウギンがいたからこそタルキールに龍が生まれていたとか、そんな重要な情報もこっそり明らかに。「勝利」のラストで精霊龍の墓へ向かっていたズルゴさんは伏線。そして「運命再編」へ続く! 熱すぎるぅー。

第28回 あなたの隣のコマンダー
http://www.happymtg.com/column/wakatsuki/23472/
白単兵士は心底驚いた。2014年にイーシャさんの名前を見るとは思わなかった。テフェリーで一本書こうか思ってその時に出していた案を結構流用できたりフレイアリーズ様は時のらせんブロックがすごいしオブさん&ダレッティは新キャラなので書くことがコンパクトにまとまってたしトリはナヒリ、今熱いウギンさん絡みで。構成結構上手くいったと思っている。オチは話題のあの人でした。


以上、「やってる事は表面上変化ないけれど立場がわりと変化した」ような一年でした。来年もやってる事はあまり変わらないと思います。またよろしくお願い致します。

冬コミ新刊 [MtG(ストーリー関係)]

いつもの感じの本が出ます。よろしゅうにー。

インベイジョン物語読本
A5 32ページ たぶん300円

本文サンプル(ただのテキストコピペ)

 青空を流れる白い雲。眼下の海は何かを恐れるように静か。何かが、何か恐ろしいものがその空から、警告も無しに出現した。船。飛翔船。
 噂する者はいる、プレインズウォーカー・ウルザが作り上げた、対ファイレクシア兵器だと。だが、誰がウルザの戯言を信じるのでしょうか? 空飛ぶ船の一隻でも、誰が見たというのでしょうか? ――今この時までは。
 艶やかで、輝かしく、恐ろしいその船こそ、飛翔艦ウェザーライト。このドミナリアから異次元ラースへと飛び込み、メルカディアへと飛び出し、そしてついにこの故郷へと戻ってきました。強さと輝かしさを増して、そしてクロウヴァクス、ミリー、アーテイ、スターク、多くの乗組員達を失いながらも帰ってきました。
 ジェラードは故郷ベナリア、キャパシェン家の領地へと向かうように指示を出します。距離は数百マイル、そのため次元転移を行おうとするのですが、奇妙な空間の歪みがウェザーライト号の次元転移を邪魔していました。
そこでハナを中心として乗組員達は航行チャートを計算し、ウェザーライト号はようやくベナリア上空へと飛び出しました。ですがそこにいたのは彼らだけではありませんでした。漆黒の巨大な穴、次元の門が禍々しいものを吐き出していました。ファイレクシアの疫病船。


《次元の門/Planar Portal(INV)》 6 アーティファクト (6),(T):あなたのライブラリーからカードを1枚探し、それをあなたの手札に加える。その後あなたのライブラリーを切り直す。 フレイバーテキスト 空は裂け、大気は割れてかき乱れた。ドミナリアへのファイレクシアの侵略がついに始まったのだ。


 ドミナリアが長いことうなされ続けてきた悪夢が、遂に現実となってやって来たのでした。

・・・・・・・・・・・・

月曜日東サ51bにてお待ちしておりまーす。

年末進行 [MtG(ストーリー関係)]

忙しいけどわりと大丈夫。
冬コミ新刊も入稿済です。

あなたの隣のプレインズウォーカー 第28回 あなたの隣のコマンダー
http://www.happymtg.com/column/wakatsuki/23472/

掲載してから少し経っていますが今月も上がってます。前回予告通りにC14プレインズウォーカーについて書きました。プレビュー登場順に紹介したら旧世代2人→新規二人→タルキールに続く!と綺麗な構成になった。オチはタイミング良い記事がきたからついカっとなってやった。反省はしない。


今年は月イチで計12本、規則正しいペースで上げることができました。例年初夏のスケジュールがすっげーキツいんですけど今年も休む予定だったのがコンスピラシーに救われた&M15が古参ホイホイだった。来年も色々書きたいねえ。よろしくおねがいします。

翻訳メモ2 [MtG(ストーリー関係)]

「……ウルザ」
「何?」
「ウルザ、と言ったんだ。私はあの兄弟の子孫だ。知っていたか? 私はウルザの一族の子孫だ。覚醒前からのな」
「君について、その話は聞いたことがあった。だけど今それは重要なことではないだろう」
「貴方は本当に尊大なお馬鹿さんだってことだ。私はウルザの血を引いているかもしれない。けれど、貴方こそが、私が決してならなかったウルザの真の後継者だ。テフェリー、貴方はウルザにあまりにも似ている。口が達者で育のいい、誰もがその後をついてきてくれると思っているお偉いさんだ。自分の道こそが唯一、自分の持つ答えこそが唯一だと思っている。だがウルザはよく間違い、それで皆が苦しんだ。貴方もよく間違う、そして多くの者を苦しめている」
小説Planar Chaos P.261)

翻訳メモ [MtG(ストーリー関係)]

ゼンディカー次元のコーについて

A Planeswalker's Guide to Zendikar Introduction
http://archive.wizards.com/Magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/stf/55

 コーは質素な放浪生活を営んでいる。彼らは無情なほどの軽装で旅をし、必要不可欠なものだけを持ち歩き、個々の軽やかな技能と「静的な」長所を越える特質の強さに重きを置いている。「私達は根を下ろすことはない」と彼らは言う。「心臓とは動き続ける臓器だ」。絶えず移動しているにもかかわらず、コーは深い思慮をもって特別な場所を崇める。彼らは小さな集団で幾つか存在する巡礼路の一つをたどり、ゼンディカー中に渡る何十もの聖地を訪れる。それぞれの巡礼は数十年に及び、そして多くが道中のゼンディカーの危険に命を落とす。
 コー達は綱や鉤の達人であり、それらを旅や狩り、彼らを霊的に繋ぎ止めるために用いる。彼らは組み合い鉤を崖に打ちつけるために、または飛行遊戯のために、石弓のような当てにならない装置は滅多に使用しない。その代わりに単純かつ頑丈な綱と腕の技術に頼る。鉤付きの綱はコーにとって社会的な、そして神聖なシンボルであり、彼らと互いの、そして周囲の世界との繋がりを象徴している。

君の名は精霊龍 [MtG(ストーリー関係)]

\ウッギーン!/

あなたの隣のプレインズウォーカー 第27回 君の名はウギン
http://www.happymtg.com/column/wakatsuki/23096/

まだあなたの隣にいないけど、このごろチラチラ姿が見えているウギンさんについてまとめました。急に目立つようになったけれど、割と歴史は長いキャラクター。記事書きながら新情報が出てくる出てくるで割と慌ただしかったんですがかなりタイムリーに出せたと思ってます。
ああ、It is done.とか宣伝画像詐欺とかナメクジ食いとか特にオチをつけなかった今回ですが、、

8/28のエントリーより
チャンドラ「知らない間にギデオンが現地の女と……」
アジャニ「知らない間にエルズペスが現地の男と……」
ボーラス「知らない間にサルカンが現地のドラゴンと……」←NEW!

こういうのと一緒に「三回連続NTR展開」的なことを書いたら没を食らいました(当たり前だ)

戦ってない [MtG(色々)]

http://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/announcing-duel-decks-elspeth-vs-kiora-2014-11-03

次のデュエルデッキはエルズペスVSキオーラ。

……戦ってねえ! 戦ってねえっていうかこの二人協力関係!! VSテゼレットもそうだったけど何故エルズペスは物語上で戦っていない組み合わせのデュエルデッキになるのか。でもエルズペスの格好を見るに時間軸はテーロス~軍勢(ニクス以降は《英雄たちの結束/Solidarity of Heroes(JOU)》にあるように髪を下ろしている)? 実は軍勢ストーリーの日常パートのどっかですれ違っていた的な?

ストーリー通りのVSゼナゴスでない理由を幾つか想像してみた。

・戦ったのはPWゼナゴスというより神ゼナゴス
・そしてその戦いはニクスへの旅ゲームデーでやった
・vsPWゼナゴスの場面も無いわけではないけれどそれだと軍勢ストーリーラストのゆうべはお楽しみでしたね云々なシーンが該当するので色々とよろしくない

キオーラのデッキは当然青緑としてエルズペスの方はどうなるのか。前回白単だしトークン戦略はモダンイベントデッキでやったし。テーロスでの交友関係を考えていっそ白青か白緑もありなんじゃないかと思っている。

冬コミとか最近の仕事とか [MtG(ストーリー関係)]

ご無沙汰でした。なんか忙しいような忙しくないような今日このごろでして。

・冬コミ受かりました

月曜日 東地区“サ”ブロック-51b 「レイモスさん」

新刊はインベイジョン読本の予定。ゼンディカー本を大幅増補改訂もしたいんだけど(M15以来情報がかなり増えたので)、もうちょっと待ちたいなあ、特にウギン関係で。


・このごろのアンチャーからちょっと

石術師 http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0011452/
記事タイトルの時点で奇声上げた。オブさん記事→ソリンさん記事と名前が出ていたナヒリ、やっぱり貴女が「三人目」だったか! 「生前の」ウギンさんも物語初登場か。紳士的ですよ。《幽霊火/Ghostfire(FUT)》から無色なんじゃ? と推測されてるけど性格的には白青っぽい気がすると思った。スピリットの色だし死んでるし。《苦々しい天啓/Bitter Revelation(KTK)》でソリンさんがずいぶん切ない表情をしていたのが印象的だったけど、やっぱりウギンとは親しかったのね。ソリン→ウギンの呼び方は親しみと少しの虚勢を込めて「君」に。個人的にソリンさんの少し仰々しい喋り方は訳して楽しい。しかしエルドラージ封印のエピソードが語られるとはなあ……圧倒されたし感慨深い。最後の絵がまたもう……ウギンさんめっちゃ青緑色。

悟りし者 http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0011433/
ジェスカイ続くなあ、三週連続か

あ、でもカンの話じゃないか。ナーセットさん

可愛い……だと……

実はかわいかったナーセットさん。それだけでなくウギンと、ボーラスについての記録も残っているというのは重要なポイントなのではなかろうか。

ソリンの黙示 http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0011217/
こっちも奇声上げた。ソリンさん主役のエピソードって実は初? 不敵で謎めいていたソリンさんがしみじみと故郷を思い出したり、珍しく感情を露わにしたり、内面がふんだんに語られていてぞくぞく。訳しながらもときめきました。タルキールの太陽は吸血鬼には過酷、そもそもイニストラードは寒い世界だからソリンさんは暑いの苦手なのかもね。
前の20件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。